日本育ちのハーフ君

私の知人女性の息子さんが日本人とスウェーデン人の間に生まれたハーフ君です。
知人から聞いたハーフ君の身に降り掛かった、ハーフならではの苦労話を紹介したいと思います。

 

そのハーフ君は、お母さん(私の知人)が日本人でお父さんがスウェーデン人なのですが、生まれも育ちも日本なので英語は全く出来ません。
しかし、見た目が完全に外人顔なので幼稚園から小学校の低学年くらいまではモテたようなのですが、小学校の高学年から中学、高校になってくると同級生や先輩に目を付けられるようになったそうです。
小学生の頃だと、自分たちとは明らかに違う見た目をからかってきていたそうで、中高生になってくると、背も高くてハーフ特有のイケメンで女子生徒にモテたということで妬みを向けられていたそうです。
おかげで、ケンカが絶えなかったそうです。
それでも負けていなかったそうですが。

 

そんなハーフ君、学校外のプライベートでも苦労がありました。
親戚関係です。
母方は日本人なので問題はありません。
問題は父方。
ハーフ君のお母さんは離婚をしていて女手一つでハーフ君を育てているのですが、お父さんとの関係が完全に切れているわけではないようで、学校の入学式や卒業式と言った節目のイベント時にはスウェーデンから日本へと来てくれるそうです。
その際に困るのが、コミュニケーション手段。
お父さんは全く日本語が出来ず、ハーフ君も英会話が出来ないので会話をすることが出来ません。
なので、いつでもお母さんが通訳として間に入っているそうです。
更に困るのは、彼自身がスウェーデンにいる祖父母に会いに行くことになったことです。
お母さんは仕事の都合で一緒に行くことが出来ず、ハーフ君一人で行くことになったそうですが、辞書片手に頑張ったらしいのですが結果は散々だったようです。
しかし、意外と神経が図太いのかマイペースなのか、帰国してからもケロッとしてたようです。
この話を聞いたとき、私ならかなり打ちのめされて帰ってくるか、不安で無効での滞在中にホームシックでパニックになってるだろうな、としみじみ思いました。

 

他にも大小さまざまなハーフ君についてのエピソードを聞かせてもらいましたが、女性なら誰しも一度は憧れるであろう国際結婚も、当人同士の文化的な違いからのハードルを越えたとしても、その先で生まれた子供にいらない苦労を背負わせてしまうことを考えると、やっぱり日本人同士の結婚以上に慎重さが必要なのかな。と、感じました。